湿気が溜まりにくく、コンパクトな墓地でも設計しやすい、地上式納骨(丘カロート)のお墓を建立。会津美里町にて

こんにちは! 福島県一円にて、お仕事をさせていただいております、お墓のTRY(トライ)です。会津美里町にて、地上式納骨(丘カロート)のお墓を建立いたしましたので、ご紹介します!

 

会津美里町 お墓の新設 中国北大青

 

今回のお客様は、1年半ほどまえにご家族が亡くなって、当時からお話を伺っていた方です。急なことでご予算等も難しいということで迷っておられたのですが、それから何度かお話しを伺ったり、ご希望に沿ったお墓の図面を何度かお作りしたり、やり取りを重ねるうちに、お墓の建立を決められたようです。

 

こちらがお墓を建てる墓地です。実は、右手のお墓と、後方のお墓三つがご先祖様のお墓で、お墓に納骨室がないため、地中にお骨壺を直接納められているものもあり、長年この形でお参りをされていました。そういったご事情もあって、いずれはお墓を建てようというお気持ちはあったそうです。

 

工事の前に、お寺様に魂抜きの法要をしていただきました。

 

魂抜きのあと、施主様ご自身で掘り起こし作業をなさいました。お骨壺を土の中から丁寧に取り出されていました。取り出しが終わったら、工事に入ります。

 

基礎工事が始まりました。掘り下げて転圧し、地盤を固めます。

実は、もともと基礎を築く範囲はこの手前半分の予定でした。奥側は、右側に見えているお隣のお墓の正面にあたりますので、基礎をそこまで伸ばすと、お隣のお参りの際にその基礎の上でお参りをする形になります。ただ、そのままでは草が生えてお掃除が大変になってしまうこともあり、お隣のお墓の方とお話しいただいた結果、共同で使える基礎部分を設け、この形で基礎を施工することになりました。

 

砕石を敷きつめてランマ―という機械でさらに転圧します。

 

木枠を組んで、コンクリートを流し込む準備をしています。奥の木枠は納骨室の下にあたる部分で、土のまま残します。ご了承をいただいたので、お隣の基礎とぴったりくっつけて施工します。

 

基礎が完成したら、お墓の据え付けが始まります。きれいな山砂を敷いたところが納骨するスペースです。この上に納骨室の天板や、石碑の設置を行います。

 

石碑と墓誌を設置、きれいに拭き上げて完成です!

広く設けたコンクリートの基礎部分は、お隣との共有スペースです。縦に長い広い敷地ですが、草取りの手間もいりません。

 

使用した石は、黒い石は中国産の北大青、白い石は松山石です。丸みのあるフォルムで、柔らかい印象に仕上がりました。

今回のお墓は、納骨室が地上にある「丘カロート」と呼ばれるタイプです。ここ最近はこのタイプも増えてきました。昔ながらの地下納骨に比べて湿気が溜まりにくく、コンパクトな敷地でも設計しやすいというメリットがあります。また、地下式に比べて納骨もしやすく、管理しやすいお墓といえます。

 

ご納骨当日の様子です。お天気の良い日でした。施主様はお一人でいらっしゃって将来は姪御さんがお墓を引き継ぐご予定ということで、お施主様のご希望も採り入れつつ、姪御さん方で管理のしやすい、お手入れのしやすいお墓にしたいというご希望もいただいていましたので、両方のご希望を叶えるお墓に仕上がってよかったです^^

今回、お隣の方ともよくお話されて、二つのお家がお参りしやすい形で建墓できたことは、長い将来を考えると双方のお家にとってとても良いことだったと思います。古くからある地域墓地では、きちんと区画が整備されているわけではないため、思い思いの向きにお墓が建っていたり、敷地はだいたいこのくらいかな?という感覚で建てられていたりすることもありますので、後々お墓を建てる際になって、敷地がない!通路がない!とトラブルになることもあります。当店ではそうしたことがないよう、墓地の管理者の方に境界の確認に立ち会っていただいたり、今回のようにお墓の持ち主の方とお話しいただいたり、将来的に皆さんが安心して気持ちよくお参りできるようにサポートをさせていただいています。ご依頼いただいたお施主様やご家族はもちろん、誰もが気持ちよくお参りできるお墓っていいですよね ♪ 今後も、たくさんの方に喜んでいただけるようなお手伝いをしていきたいと思います。